赤ちゃんとの時間

2018年2月6日死産の記録

夜の病院はさみしいものだった.
普通の妊婦さんはそんなこと思わないんだろうな.

私は,貸していただいた本を読んだり,お腹の子に話しかけたりして過ごしていた.

そうして過ごしていると,隣の陣痛室に妊婦さんが運ばれて,お産がはじまった様子.
うなり声やら,助産師さんが応援する声やらでバタバタと騒がしくなった.

素直に,羨ましいなあという気持ちはあったけれど,
本を読んで「お空」に思いを馳せていた私は,自然に,頑張ってって応援できた.

本によると・・・「お空」ではたくさんの赤ちゃんが過ごしているらしいので,
隣で今産まれようとしている子は,この子のお友達だったのかもしれないな・・・

そう思えて,ああ,頑張れ,と心のなかで応援していた.

その夜はお腹の子に,いろんなことを話しかけた.
明日は私たち,頑張ろう
お母さんは痛いのが苦手だから,ちゅるん!って生まれてね.
あなたがお腹にいて幸せだったよ
5ヶ月間の思い出を振り返って言葉をかけた

ふたりの良い時間だったと思う

Posted by poyogami